独自ドメインについて
独自ドメインとはインターネット上の住所のようなものです。
「独自ドメイン」と「無料ドメイン」の違い
ドメインには「独自ドメイン」と「無料ドメイン」があります。
例えばこのサイトのドメインは https://studio-r.site/ で、独自ドメインです。
一方、無料ドメインというのは無料で利用することが出来るドメインです。一つのドメインを共有して利用するものです。
アメブロのようなhttps://ameblo.jp/◯◯◯/ のようなURLになるものです。アメブロのドメインを使うという感じです。
無料ドメインはその名の通り「無料」ですが、独自ドメインは取得費用や更新費用が掛かります。
最近はレンタルサーバーのサービスとして独自ドメインを無料で取得できるサービスもあるみたいです。
独自ドメイン取得した自分だけが使うことができますが、無料ドメインはアメブロのように複数人で使うことになるものです。
独自ドメインはサーバーを引っ越ししても同じURLが使用できるので、サーバーを変えても安心です。
一方、無料ドメインは他のサービスに引っ越ししたらURLは変わってしまいます。
独自ドメインのメリットとデメリット
独自ドメインのメリット
前述しましたが、引っ越しが可能なことです。サーバーを自分で用意しなければならないですが、無料のドメインでサーバーを変えることは出来ません。
ある日突然無料のサービスが無くなる、といった心配もありません。
また、URLを短くも出来ますし、人に伝えやすい・覚えてもらいやすいといメリットもあります。
独自ドメインでメールアドレス作ることも可能です。
狙ったキーワードで独自ドメインを取得するとSEO的にも有利に働きます。
一方、デメリットは取得更新に費用が掛かることです。
また、サーバーを自分で用意し、運営もしなければならないので、無料のドメインに比べて少し知識も必要となります。
独自ドメインには多くの種類があります。
独自ドメインには多くの種類があり、それぞれに意味があります。
国別トップレベルドメインccTLD
国や地域などのエリア別に割り当てられたトップレベルドメインを「ccTLD」（country code Top Level Domain）と呼びます。
日本に住む人が利用できるccTLDは「jp」になります。
日本のccTLDである「.jp」のつくドメイン名(JPドメイン名)には、 属性型(組織種別型)JPドメイン名、地域型JPドメイン名(2012年3月31日に新規の登録受付を終了)、 汎用JPドメイン名、都道府県型JPドメイン名の四種類があります。
属性型jpドメインというのは「.jp」の前に「co」「or」「ne」など登録者の組織や団体を表す文字列が使われているドメインで、１組織１ドメインしか取得出来ません。
分野別トップレベルドメインgTLD
ccTLDのように国や地域といった地理的な制限なしにどこからでも登録、利用できるものを「gTLD（Generic Top Level Domain）」といいます。
gTLDには、「com」「net」「org」のほかに、商業利用者となる「biz」などといったものもあります。
近年、新gTLDと言われるトップレベルドメインがたくさん追加されており、「.club」「.shop」「.services」「.media」「.xyz」などの一般名称や、地理的名称を用いた「.tokyo」「.nagoya」「.yokohama」他多数が販売開始されました。
「com」や「net」は一般的で覚えやすいために短い文字列のものや一般名称はすでに登録済みであることが多いです。しかし新しく販売開始された新gTLDはまだ登録数も少ないため希望の文字列が登録できる可能性が高いです。
新gTLDは誰でも利用できるもの・特定の業界や団体に利用を制限するものなど、さまざまな種類があるので、登録要件は事前に確認しておきましょう。
独自ドメイン完全ガイド.jp ではそのドメインの意味について解説もされています。独自ドメインを使いたいサイトの内容にあったものを取得するといいかもしれませんね。
日本語ドメイン
企業名や商品名などを日本語のままドメインとして利用できる日本語ドメインも独自ドメインの種類の一つです。
直感的に認識されやすく覚えやすいというメリットがあります。
さらに取得した日本語ドメインに含まれるキーワードが検索された場合、上位表示されやすくなります。
Webコンテンツでの利用では効果を発揮しますが、メールでは日本語ドメインを使用できません。
また、サーバーによっては日本語ドメインを利用できないサーバーもありますので、事前に確認したほうがいいでしょう。
独自ドメインの取得費用
取得費用・更新費用については、各サービスでまちまちです。サーバーの契約と同時に独自ドメインも取得できるサーバーも多いです。
サーバーを契約する際にそのサーバーでの独自ドメインの取得もすると支払いや更新手続きが面倒で無くなりますね。